「観客」と「演者」との境界を再定義することにより、これからのパフォーマンス形態に問いを投げかける作品。
2人の演者ははじめ、会場の中央、観客のなかに混じっている。パフォーマンスは演者の身体が触れられることによって始まる。身体が触れられると、大輪の花がスクリーン上で音とともに咲き始め、接触が続けば花の開花はより長く投影される。
演者は言葉を発することなく、観客の間を移動する。演者はまた花園の管理人よろしく、もの静かに観ているだけの観客にアプローチし、作品に導いて行くこともこの作品の要素である。視覚的であり、聴覚、嗅覚や触覚を立体的に混ぜ合わせていく作品。終盤、演者が抱擁をはじめると、花の開花が爆発的に投影され、音楽も終局に導かれるが、それは観客との交流がどれだけおこなわれたかを示すものとなっている。観客と演者を隔てていた壁は、作品を一体となってつくりあげることにより取り払われる。見知らぬ者同士であった観客と観客の間で交流がはじまり、空間に連帯感が生まれる。この作品は美や頭を刺激することを意図しているが、同時にテクノロジーが人々を結びつける効果の高い方法であることをも指し示す。
タッチド・バイ・ストレンジャー:コットン・ジャージー、導電性リボン、無線通信機、電気回路、導電性素材、導電性糸、openFrameworks
サイズ:特別に仕立てられている
協働者:北村穣
どうもありがとうございました...
ジャンプスーツ: ローラ・ムーア、プラット研究所、サラ・リンド、プラット研究所の協力
音楽: イタイ・ベンジャミン
ダンス: ロリー・ニュージェントと八神まりえ
サポート: べカルトジャパン, 導電性糸のプロバイダー



