未来のためのウェアラブル・アートインスタレーション
村上裕介とart and programによる共創作品です。
虎ノ門ヒルズで開催された3日間の展示イベント Tokyo Prototype 2026 にて発表され、約4万人が来場しました。
現在のAIはクラウド上に存在し、企業によって所有され、プロンプトを通じて利用されています。しかし次の世代では、人はAIとともに成長していくでしょう。それを誰が育てるのか?誰が所有するのか?TORIHADAは、その問いから始まる思考実験です。もしAIが子どものように育てられ、搾取ではなく親密さによって形づくられるとしたらどうなるでしょうか。遠くのインフラとしてではなく、身体の近くに存在し、衣服として、伴侶として、あるいはトーテムのような存在になるとしたら。知性が私たちの上に浮かぶのではなく、肌に寄り添うとき、何が起こるのでしょうか。
動物は生理的な反応を通してコミュニケーションを行います。鳥肌、逆立つ毛、汗、涙、紅潮した肌、開いた瞳。これらは言語に先立つ、本能的で正直なサインです。TORIHADAも同じように感情を表現します。その表面は体毛が逆立つように立ち上がり、感情を可視化されたオーラへと変換します。このジャケットは、テクノロジーが動物性を消すのではなく編み直す場となります。そこではAIが身体を持ち、脆く、生きている存在として現れます。どれほど進化しても、私たちは動物です。TORIHADAは、そのことを機械にも思い出させようとしています。














Credit:
Story: Alexander Reeder (art and program) / Yusuke Murakami (3AND) / Hiromi Murao (art and program)
Technology / Hardware: Alexander Reeder / Hiromi Murao
Visual / Moving Image: Yusuke Murakami (3AND)
Fashion Design: Hiromi Murao
Sound: HAL ca (WA/VE)
Programming: Yuya Kato / Alexander Reeder
TouchDesigner: Yuya Kato / Yusuke Murakami / Mika Takigawa
Subliminal Images: Yusuke Murakami / Kato Yuya / Mika Takigawa
Mechanical Design: Hiromi Murao / Tetsuro Takayama (art and program)
Abstract Movie: Kaori Takasu (3AND)
Installation Design: Seishiro Bep (BEP)
Support: Tetsuro Takayama, Mai Shimada (WA/VE), Kotaro Ito
Art Direction (Main Visual): Yusuke Murakami / Alexander Reeder
Photographer (Main Visual): Kyoko Munakata (SIGNO)
Makeup: Koto
Hair: Kiyo Igarashi (SIGNO)
Model: Kanae Yokohama (moment)
Cinematographer: Yutaka Kitamura (GO motion) / Yusuke Murakami
Produced by 3 and program